top of page

3DCG初心者向けガイド

更新日:2月22日


Mayaで作成した立体モデル
Mayaで作成した立体モデル

イントロダクション

3DCGを始めたいけど、「何から手をつければいいの?」と迷っていませんか?

この記事では、初心者向けのソフト選び、基本スキル、効率的な学習法 を簡単に解説します。

 

3DCGとは?初心者向けの基礎知識

3DCG(3Dコンピューターグラフィックス)は、コンピューター上で立体的なモデルを作成し、動かしたり、映像やゲームに活用したりする技術です。


3DCGはどこで使われている?

ゲーム(キャラクターや背景のモデリング)

アニメーション・映画(CGキャラクターやエフェクト)

Vtuber・メタバース(3Dアバター制作)

建築・デザイン(建物やプロダクトのビジュアル化)

最近では無料で使えるソフトも充実しており、初心者でも始めやすくなっています。

 

3DCGを始めるために必要なもの

おすすめの3DCGソフト

現在、多くの3DCGソフトがありますが、基本的な機能は似ています。初心者には Blender または Maya がおすすめです。

•Blender(無料):オールインワンの高機能ソフト。初心者でも始めやすく、学習資料が豊富。

•Maya(有料・学生は無料):アニメや映画業界の標準ソフト。学生なら無料 で使えるので、プロを目指すなら有力な選択肢。


一般の方はBlender、学生ならMayaを試すのもおすすめです。

必要なPCスペック

• CPU:Core i5 / Ryzen 5 以上

• メモリ:16GB 以上(最低8GB)

• GPU:NVIDIA RTXシリーズ推奨

• ストレージ:SSD(HDDより高速)

3DCGはPCの負荷が高いため、特に メモリとGPU は重要です。

 

最初に学ぶべき基本スキル

3DCGを始めるなら、まず以下の3つのスキルを学びましょう。


① 形を作る(3DCG用語:モデリング)

3Dオブジェクトの形を作る作業です。立方体や球から始めて、キャラクターや背景を作れるようになります。


② 質感をつける(3DCG用語:マテリアル、テクスチャ)

オブジェクトの表面の質感を設定する作業です。マテリアル は光沢や透明度などの特性を決め、テクスチャ は色や模様を貼り付けてリアルな見た目を作ります。


③ 光を当てる(3DCG用語:ライティング)

光の当たり方を調整し、オブジェクトを美しく見せる作業です。影や反射をコントロールすることで、リアルな表現が可能になります。

まずは シンプルな形を作り、質感を設定し、光を当てる という流れで学ぶのがおすすめです。

 

3DCGを効率よく学ぶ方法


3DCGは独学でも学べますが、効率よく習得するには以下の方法がおすすめです。


① チュートリアルを活用する

YouTubeや公式サイトには、無料で学べるチュートリアルが多数あります。最初は 「初心者向け〇〇(Blender/Maya)チュートリアル」 などを検索すると良いでしょう。


② 作りながら学ぶ

解説を読むだけでなく、実際に手を動かすことが大切です。最初はシンプルなオブジェクト(コップや椅子など)を作ると、基本操作が身につきます。


③ コミュニティに参加する

3DCGの学習コミュニティに参加すると、質問や作品のフィードバックをもらいやすくなります。

 

初心者がつまずきやすいポイントと対策


3DCGを始めると、多くの人が以下のポイントでつまずきます。


① 操作が難しく感じる

3DCGソフトはボタンや機能が多く、最初は難しく感じるかもしれません。

→ 対策:基本操作のショートカットを覚え、簡単なモデリングから始める


② 思った通りの形が作れない

形を作る(モデリング)は、慣れないうちは思い通りにならないことが多いです。

→ 対策:チュートリアルを見ながら、シンプルな形を繰り返し作る


③ 続かない・挫折しやすい

1人で学んでいると、途中でモチベーションが下がることもあります。

→ 対策:SNSやコミュニティで作品を共有し、フィードバックをもらう

 

まとめ:最初の一歩を踏み出そう!


3DCGは難しそうに見えますが、Blender(またはMaya)をインストールし、シンプルな形を作る ことから始めれば大丈夫です。

•基本スキル(モデリング・マテリアル・ライティング) を順番に学ぶ

•チュートリアルを見ながら手を動かす

•コミュニティに参加してモチベーションを維持する


まずはソフトを開いて、実際に作ってみることが一番の学習法 です。さっそく3DCGの世界に踏み出してみましょう!

 

最新記事

すべて表示

インタラクティブアートと伝統芸術の違いとは? ─ 美的体験の広がりを考える

最近、「インタラクティブアート」という言葉を耳にする機会が増えました。デジタル技術を使った展示や、観客が作品に「参加する」タイプのアートです。  一方で、絵画や彫刻といった「伝統的な芸術」も私たちにはなじみ深い存在です。こうした作品は、目の前に置かれた「完成されたもの」を眺...

© rui

bottom of page